 |  ここで國華が造られています(!!)
数年前、初めて行った時、名護の警察署で「津嘉山酒造所」を聞いたのですが、全員知らなかった・・・(汗)
確かに看板等一切ないのでごく普通の民家にも見えます。
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ココの屋根瓦は文化財に指定されており、よくアイドルのグラビア撮影があるそうです。
「先週も来た」とおっしゃっていました。
ちなみに、後日写真集を送ってくることもあるし、全く音沙汰がない人々もいるそうです☆
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 |  米を洗って蒸し、蒸し上がったらこの中で麹を振り1日寝かします。 |
 ドラム缶の中で1日寝かした麹を三角棚(麹室:こうじむろ)に引き込んで、厚さを一定にするため広げます。
三角になっているのは湿気と湿度調整のため。
ちなみに地酒は麹菌(黄麹)が黒麹より弱い為、麹部屋(麹室)を隔離して部屋全体で調整します。
この中で約2日寝かすと「黒麹」ができあがります。
写真はありませんが、この後に三角棚で出来上がった麹を仕込み、タンクに投入、水を加え酵母を加え(泡盛101号)國華の場合約2〜3週間もろみを発酵させます。
発酵が良くなった時に蒸留。 |  |
 | 蒸留されたものをステンレスタンクへ貯蔵。
本来ならばこの時冷却濾過をかけるのが普通です。
しかし、國華は創業当時から濾過を一切しない蔵です。
なぜなら、出来あがった泡盛の旨みを取り除きたくないからという事がひとつ。
もうひとつは、熟成には旨み成分が必要なので濾過はかけないのです。
※ 但し、熟成中に浮いた油分は酸化防止の為すくい取りはしています。
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 43度古酒の貯蔵がめ。
この写真は、ただ今休売中の25度古酒用の貯蔵タンクです。
当初、國華至福の一滴のラベルには「無濾過」の表記を載せる予定でした。
しかしその頃の泡盛には無濾過という概念が全く無く、どの蔵も濾過が当たり前でした。
ですから、税務署にはその定義すらなく、前例もなかったために理解を得られなかったといういきさつがあります。
そして悲しいことに、約半年後、当時管轄の違う石垣島から無濾過表記の泡盛が誕生することに...(涙)
初めてやるコトは、いろんなコトがからみムズカシイです。
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 |  年に2度の限定発売品。
以前は出荷できるカメ同士をブレンドして出していたのですが、私・店長が「それだと國華の特性が生かせない。カメ1つ1つの貯蔵量も違うし、それぞれのカメによって味わいも違う。41…43…度数も違う。
年に2度にはなるけれど、その時だけの味わいを大事にして行った方が國華らしい。」と伝えたところ、賛同して頂きました。
レトロラベルの國華の字の上にカメ番号が入っていますので、見てみて下さい!
ちなみに私が気に入ったのは、No.27の40度です。
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 玄関脇にある商品陳列棚です。
一番上の「六諭」は「工場直売品」です。
終売したもの、休売中のものも飾られ…至福の「黄色」日やけ…至福の「青」もない…
ある意味、沖縄タイムが流れています(苦笑)。
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